愛の刀で苦悩を断ち切る

母鳥と小鳥

 私に取り柄があったとすれば、神を切に求める心、神に向かう切ない愛がそれだったと言えます。

 いつ、いかなる場所でも最も大切なものは愛です。

 神は、愛の心を持って生き、苦難にぶつかっても愛の刀で苦悩を断ち切れる人を求めて、私を呼ばれたのです。私は何も自慢できるものがない田舎の少年でした。

 この年になっても、私はただひたすら神の愛だけに命を捧げて生きる愚直な男です。

 真の愛とは、自分の命までも捨てることができるものです。

 そこにはいかなる計算もありません。母鳥が命を捨ててまでも雛を守ろうとするその心は、真の愛そのものです。父母はいくらつらくても愛の道を行きます。愛の前に自分の命を投げ出していくのが父母の心であり、真の愛です。

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